博士なのにSPI

旧帝大の薬学部で有機化学の研究をしているものです。

7月に入り博士選考のES締め切りが近づいてきてるころでしょうか。

今回は私が就活をする上で1番苦戦したwebテストについてまとめます。

正直webテストなんて博士課程の人は見られていないだろうと思ってましたし、就活を経験した後輩は旧帝大なら誰でも解けますよと言われていたのでめちゃくちゃ舐めていました。

しかし現実は全く違いました...

まず能力検査を簡単にまとめます。

種類としては、

auroaのwebテスティング

(webのSPIと言われてますが、テストセンターと内容は異なります。)

玉手箱

TG-web テストセンター などが代表的でした。 他にもDICはAI面接であったり、出光興産はglowなど変わったシステムもありました。 私が最初に受けたのが住友化学のwebテスティング。 ESをすぐ書いて締め切り10日前に提出してwebテストを受けました。 特に何も対策をせず、感覚で受けました。 難しいなぁと思いながら、自分が難しいと感じてるし周りもそうだろうと思ってました。 結果は書類落ち。 住友化学はお祈りメールが来ないのですが、一緒に受けた同じ研究室の同期は自分より後に提出し次の日には連絡が来ていたのでそこでわかりました。 正直自分は実績は同期よりもたくさんあったので自分が落ち、同期が通っていることに対し、周りの人全員が 「どうして?」 「そんなことある?」 「会社の見る目おかしい」 と色んな声が上がりました。 そこで原因を考えた結果、webテストが原因だとわかりました。 私は文章を読んで理解する力が優れておらず、点数が全く取れていませんでした。 そこから問題集を2冊買い、研究ではなくwebテスティング、TG-web、玉手箱、テストセンターの勉強を始めました。 その後、玉手箱、webテスティング、TG-webであれば選考が進むまで成長しました。 しかし、テストセンターでは一回も通りませんでした。 英語と、構造把握問題がよくわからなく、落ちました。 ちなみに自分は特別研究員かつ、論文を6つ出しており、同期は特に採用されているものはなく、論文が2つでした。 研究をどれだけ頑張って、どれだけいい成果をあげてもwebテストができなければ全く意味はないことを痛感しました。 是非研究に絶対的な自信がある方はwebテストの勉強をしておきましょう! ESの内容はそこまで力入れなくても研究概要がしっかりしてれば大丈夫だと思います! #博士課程 #有機化学 #webテスト #就活 #書類落ち