就活後半

旧帝大有機系博士です

無事卒業し、今は企業で働き始めました。

5月になったので、就活が終わった人も多くなってきたかと思います。

そのため、自分はまだ終わってないと焦りが募っている方もいると思います。

 

今回は就活後半に役立ちそうなことを書きます。

 

私は4月後半に内定を貰ったのでそこで就活が終わったのですが、早い方だと思います。

製薬だと大塚グループや帝人科研製薬、化学メーカーだとJSRなどが5月から面接が始まる予定でした。

内定が出るのが5月末と言ってましたね。

 

まぁ、内定辞退されないための企業なりの戦略だと思います。

今はオワハラとか企業も気にしていましたので。

 

まず、面接で気をつけてほしいことを書きます。

だいぶ追い込まれて、面接で希望じゃない職種を提示されることがあります。

「メドケム志望ってあるけどCMCでもいい?」

みたいな感じです。

 

内定もらって働いてみたら本当にその職種になることがよくあります。

しかもジャンルも核酸とか抗体とか全く新しい分野に飛ばされます。

 

内定の欲しさ故に自分のやりたくないこともやろうとするのは危険です。

会社で部署異動も可能なので変なところに行ってしまったら上司に相談しましょう。

 

また、本当に何もうまく行かない場合は有機系とは違うジャンルでもいいと思います。例えば地元の中小企業などです。

 

私の周りには、某有名研究室で博士号を取得後、田舎の中小企業で全く有機と関係ない材料加工会社に行った人もいます。

意外と給料は化学メーカーと同じくらいでした。

 

博士号を取得できずに就職した人も会社に入ると結構います。

取得を諦めて留学して就職する人もいました。

 

まとまりがないんですけど、言いたいことは色んな人生がありますよってことです。

 

今の時代、DX化が進んでいるので、データサイエンスなんかもいいかもしれません。

私も面接受けたら卒業間近の3月まで新卒採用やっているから全部ダメだったらまた面接しましょうと言ってもらいました。

 

その時気持ちが少し楽になったのでとても感謝しています。

 

財閥系に早い段階で内定を貰った人は博士でも四国とか思いもしなかったところへ飛ばされています。

 

早く内定を貰った=勝ち

という感じではないです。

 

就活を続けられている自分を褒めて耐えましょう!

応援してます!