コロナ後の研究室
今回は就活ではなく研究室についてまとめます。
最近学校に来ない学生が増えてきたってのが理由です。
私が所属する研究室は有機系でブラック研究室です。
コアタイムは
平日 9時半から22時
土曜 9時半から18時
です。
今の日本でこれより長いところはないんじゃないかなと思います。
もちろんホームページには書いてません。
しかし、コロナ前はスポーツ大会や飲み会、昼や夜ご飯も学食で一緒に食べるなど、教員と学生での仲や学生同士の仲を深める機会がたくさんあり、コアタイムが気にならないくらい充実していました。
なんならコアタイム短いとこよりも皆深く関わっていたので長かったほうが楽しかったまであります。
しかし、コロナで食事、飲み会、スポーツ大会全てが禁じられ、仲良くする機会がなくなりました。
最初はコロナ前も関わっていた学年と仲良くする過ごしていましたが、今のM1世代から研究室の雰囲気が変わっていきました。
仲良くなるきっかけがなく、一緒にやることも時間もないので共通の話題は全くありません。
結果、昔のようないい雰囲気はなくなりました。
先生は学生と飲み会だけ楽しく話す人だったので、今いる学生は先生の笑い声すら聞いたことがありませんし、研究以外の話をしたことがありません。
その結果、学生と先生の距離も遠くなりました。
楽しい雰囲気はなくなり、黙々と実験だけをやる環境になり、時間だけが12時間半+登下校の時間取られてしまう状況になった結果‥
不登校の学生出てきてしまいました。
コロナ後不登校は6人出ました。
しかし先生方は、何も変わりません。
学生に対し優しくはしますが、ルールを変えることはありません。
なぜなら潰れる学生のメンタルが弱いと昔の経験則を当てはめてしまうからです。
学生も
「コアタイムを短くしてください」
「一回9時までにしてみませんか」
とお願いしましたが
「22時は22時だから」
「本当は8時から22時までにしたいんだ」
と説得でもなんでもない非論理的な回答しか返ってきませんでした。
コアタイムが長くても成長できるなら‥、
自分の力をつけられる‥
などと考える人もいると思います。
少なくとも私の研究室は教員に言われたことだけを忠実にやるだけなので、何も考える必要も勉強する必要もありません。
論文紹介があるくらいです。(論文紹介で不登校になった人も3人います)
時間≒成長の時代は終わった気がします。
人間との関わりが制限された現在では無理です。
ちなみに飲み会やスポーツ大会がなくなり実験する時間は増えたはずなのに、有機系すべての教員が口を揃えて言うのは
「昔より実験数が減った」
です。やってるのに評価もされません。笑
ダラダラ書いてしまいましたが、コアタイムが、長いとこに配属されたら短いとこに行きましょうってことです。
教員は変わらないので自分の行動を変えましょう!