三菱ケミカルめ!

今回は化学メーカーの話をします。

 

11月になり、博士早期選考が進んでいると思います。

 

その中でも推薦を出すか迷っている方いませんでしょうか。

 

教授推薦というやつです。

 

必ず面接に進むことができますが、内定した場合蹴ることができません。

 

私は出すか迷っていました。

 

そんな中、化学メーカー最大手、三菱ケミカルに推薦を出すことに決めました。

 

理由は

 

1 選考の面接が面白そうだと思ったから

2 最大手だから

3  同じ大学、学部の先輩がいないから

4 給料が高い

5 環境系の素材研究が盛ん

です。

 

選考が面白そうというのは、1次選考にあります。

内容は、論文を指定されて、その論文に関してディスカッションを行うというものです。

 

分野によってそれぞれ違う論文が指定されます。

 

有機合成は光反応の内容でした。

2020のNatureのアクリジニウム塩を触媒にした反応(著Nicewicz)

2021年のJACSのRovisのイリジウムの反応(J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 19294)です。

 

この2つから1つ選んで面接するという内容でした。

 

しかし、三菱ケミカルは酷かった!

 

なんと、予定していた論文の面接の前に追加で人事面談を行うというものでした。

 

せっかく推薦を出したのに。

 

有機系が多いので人数を減らしたいという趣旨でした。

 

12月2日締切で12月下旬にその連絡が来て、

0次の人事面接を1月20日くらいに行い、すぐに落ちました。

 

研究発表をすることなく推薦応募が消えました。

 

どんなディスカッションをするのかなぁなんて思うんじゃなかったです。笑

 

ついでに旭化成で面接した際に、三菱ケミカルに推薦出したと言って普通に落ちました。

 

自分に自信があったのでこんなことをして結局どっちもダメという、、

 

かなりメンタルにきました。

気をつけましょう。

 

三井化学なんかは推薦出さないと入れない、推薦出すと最終面接までは高確率で行けるので出すなら三井化学が個人的にはいいと思います。(2月10日くらいに最終面接です。)

 

企業は自分の都合で面接を進めるので自分の理想通りなんて進まないことを覚えてもらえればなと思います。

 

正直、三井化学以外推薦出さなくていいと思います。

 

戦力になるなら推薦じゃなくても受かると思うので。

 

落ちる覚悟で面接練習とかもありかと。

 

推薦で落ちると本当に落ち込むので落ち込む準備しておきましょう。