有機化学研究者と化学メーカーの日程

旧帝大薬学研究科で有機化学の研究をしているものです。

 

6月に入り製薬企業の博士選考が始まっているみたいですね。

今回は化学メーカーの日程を伝えようと思います。

博士選考があった化学メーカーは12個ほどでした。

 

10月1日〜14日 住友化学(この後も第3次募集くらいやっていた)

10月1日〜12月6日 東レ

11月1日〜11月20日 日本触媒(5回くらい募集があった)

11月1日〜11月23日 資生堂(インターンだが、選考に入る)

11月1日〜11月23日 旭化成(12月2次募集)

11月1日〜11月30日 レゾナック(昭和電工)(1月まで3次募集あり)

11月1日〜12月2日 三菱ケミカル

11月1日〜12月6日 三井化学

12月1日〜1月6日 信越化学

12月1日〜12月12日 DIC(マイページからエントリー開始の連絡がこないのでホームページをこまめにチャックしましょう!)

12月1日〜1月14日 コニカミノルタ(4次募集まであり)

12月1日〜1月10日 AGC

⚠︎始まる時期はだいたいの日程です。

 

博士選考ではなく、時期が早い修士と一緒の選考もありました。

10月1日〜10月20日 積水化学(有機化学は高プラじゃないと通過しません!)

12月1日〜1月6日 日本曹達(農薬ではなく材料では書類が通らなかったので博士需要ないかもです)

12月1日〜1月10日 日産化学 

12月1日〜1月27日 ダウ・ケミカル日本

1月10日〜1月31日 ダイセル

他にもあるかもしれません。

私は1月まで上記のほとんどを受けました。11月から忙しくなります。そしてスパンが長いので無限に考える時間があり、逆に精神的にきついです。

締切ギリギリになって手をつける、または期限をしっかり決めるなど時間をかけすぎないことをお勧めします。

(自分は長時間考えているのに何にも思いつかず、自分はダメだ、才能がないと追い詰めてしまっていました。)

出してからも選考が本当に長いので化学メーカー受けたい人も練習試合の感覚で製薬の本選考を受けてみるのもありかなと思います。

前回のブログに書いた通りインターンではダメですからね!

博士選考の日程

旧帝大薬学研究科に通っている有機系博士です。

 

就活の博士選考の日程をまとめてみます。

今回は製薬をまとめます。

これは自分が受けた2021年6月から2022年までのものです。

 

6月 中外の博士インターン

7月 大塚製薬 7月20日ES締切

8月 住友ファーマ(内定者の知り合い向け説明会に参加すると早期選考ありました。)

共和キリン、第一三共、小野薬品、中外、アステラス、シオノギ(推薦アリ)、大鵬薬品エーザイ

9月 日本新薬(だいたい8月末から9月頭が締切です。)

10月 JT(推薦アリ)

3月 帝人持田製薬科研製薬大正製薬など。

大塚は9月まで月毎に2次、3次募集してました。

割と他の製薬どこも2次募集を行なっていました。

しかし、博士選考を行った企業は3月からの募集に博士課程は応募できない(住友ファーマ)や研究職募集してない(JT、小野)などがありました。

 

私は博士選考は受けず、3月からESを出しましたが、博士選考を行ったところは通過率が低かったです。

私が通過したのは大塚、大鵬日本新薬くらいでした。

今思えば、小野、住友ファーマ、JTは博士選考でしか受けれないので、受けときゃ良かったなぁって思います。

博士はインターンに行けない

旧帝大の博士課程で経験した就活についてまとめてみます。

 

私は薬学部で有機化学の研究室に所属しています。

就職活動はD2の5月から意識しました。

化学メーカーに就職しようと思い、初めに何社かインターンに申込みました。全て修士課程の人も一緒のものです。

これがはじめてのESです。

出したのは三菱ケミカル三井化学富士フィルムです。

 

結果は数週間後に分かり、全て書類で落ちました。

 

インターン修士の人を見るもので、博士の人は通過しないかもしれません。

(博士でインターンに行っている人いたらすみません。)

 

振り返ると修士と一緒のインターンは申し込むべきではなかったなと思います。

落ちた理由が学歴の可能性があるからです。

 

中外や日本触媒資生堂は博士用のインターンがあったので、インターンを経験するなら博士向けのものに絞ることをおすすめします。(中外6月、日本触媒資生堂11月)